心揺さぶられる

イノセント・デイズ (新潮文庫)

放火殺人で死刑判決を受けた女性がこれまでの人生をどのように歩んできたのか、幼馴染や友人などの話からじわじわとわかってくる衝撃の事実。
軽い気持ちで読み始めたがこれほどきついとは思わなかった。
彼女がどういう気持ちで死刑判決を受けたのか、それを考えるとつらくて仕方ない。
救いがないとも思ったが、これでよかったのかもしれない。そう思わざるをえないことが悲しい。