妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

覚醒剤こわい

薬物とセックス (新潮新書)

薬物とセックス (新潮新書)

報道ではなかなか触れられない薬物とセックスについて様々な事例を紹介する本。
覚醒剤などで逮捕報道があってもそれをどんなふうに使っているかは報じられない。しかし、著者は恐らくほとんどがセックス時に使用するためだろうと言っている。
みんなその効果に惹かれて使い出すのだろうが、そのときはよくても、結局最後には廃人になることは間違いない。それが本当に恐ろしい。
芸能人で覚醒剤を使用して捕まった人たちはおそらくみんな断ち切れていないのだろう。
環境的に手を出せない状態が続いていれば、もしかするとやめられるのかもしれないが、そんなに甘くはないだろう。
今やめている人でもちょっとのきっかけで再び手を出す可能性は普通の人よりはるかに高いはず。
だからASKAのブログとか読んでも信用ならないのだ。どんなに立ち直ったと言ってももう失った信用は取り戻せない。一生反省して静かに暮らしていくしかないのだと思う。
ファンはどうしてああやって元のまま応援できるのだろうか。僕が好きなアーティストが覚醒剤をやって捕まったら即刻ファンをやめる。活動再開してもファンには戻らない。歌には罪がないとしても聴く気が起こらないと思うけどな。