妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

映画はこれなんだよなぁ

アメリカ映画を題材にアメリカに巣食う闇をあぶり出す本。
映画評論とはこういうことなんじゃないかと思うくらい、縦横無尽に論考している。
知らない映画が多かった。実際に見てから読むとまた違うのではないかと思う。
比較的最近の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『フォレスト・ガンプ』もこんな映画だったのかと目からうろこであった。当時は何も考えずに見ていたなぁ。
『國民の創生』ほどあからさまでないにしても、映画で人の心を操るなんて意外に簡単にできるような気がする。これだけ大きな産業ならじゅうぶん可能じゃないか。
それにしてもアメリカって恐ろしい国だ。