- 作者: 立川談四楼
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/10/28
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (7件) を見る
弟子はいつも接しているから談志がボケてきているのをやはりどうしても感じずにはいられない。そこが悲しい。
あの偉大な落語家でも歳と病には勝てないということを、誰しも認めたくないから、こういう小説に仕立てるしかなかったのだろう。
でも悲しいだけじゃなくとてつもなく面白いので最後まで一気読みだった。
談志にまつわる弟子が書いた話っておそらく例外なくおもしろいのだと思う。