妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

鈴木成一の仕事

デザイン室

デザイン室

大人気装丁家鈴木成一が自分のデザインした装丁を具体的に語るとても貴重な本。
以前に鈴木成一の『装丁を語る』という本を読んでおもしろかったので、その具体例であるこの本は楽しみに読んだ。
本当にあらゆる本の装丁をデザインしている。まずこの仕事量に圧倒される。やはり天才は質もさることながら量産できることが条件だと改めて思った。
それに仕事に直結するからだが、いろんなアートフェアにすごくよく行っている。装丁に使える作品(作風)を常にアンテナを張って探しているという感じだ。
鈴木成一デザイン室からは誰かデザイナーは独立していないのだろうか。そういう人も知りたい。
やはり装丁家って憧れの職業だな。