- 作者: 須田桃子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/01/16
- メディア: Kindle版
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大体事実関係を詳らかにしてあり、難しい科学知識もその都度解説。自分がどう感じたかは必要最低限しか書かないという記者らしいドキュメンタリー本。
事件のあらましはよくわかったが、これを読んでもどうしてこの事件が起こったかは全然わからない。
笹井さんが死んでしまったことで真相解明は難しくなってしまったし、小保方さんが何も話さないからわかりようもない。
理研は調査に消極的だし、世間的にも事件の原因究明じゃなくてSTAP細胞があるのかないのかに興味があるしで、このまま闇に葬られるんじゃないだろうか。
いつか小保方さんがしゃべる時が来るのだろうか。
というより小保方さんは今後どうなるのか非常に興味がある。研究の世界ではもう生きられないだろう。この後の50年ほどの人生をどうやって生きていくのか、想像もつかない。