- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2013/12/05
- メディア: 文庫
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青春小説といっていいんだろうな。
奥田英朗だもの、最後まで一気読みだ。つまらないわけではないが、作者がこの物語で何を言いたかったのかがいまいちよくわからなかった。
最後は予想外の終わり方だった。とても切ない。まあこれ以外考えられないが。
映画にしてもなかなかおもしろくなるだろうが、結局何が言いたいんだ?という疑問は出てくると思う。
なんだろう、この切なさ。人間の無力感。ヤクザの世界のどうしようもなさ。