- 作者: 片岡たまき
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2014/07/09
- メディア: 単行本
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清志郎の知られざる一面がわかるかと思い読んでみたのだが、ちょっと思ってたのと違った。
まず作家ではないので文章が上手くない。はっきり言って拙い。でもまあそこは許せる。
しかしたしかに衣装係で後にマネージャーになった人かもしれないが、回想録を書く人としては清志郎との関わり方が薄いような気がした。
これは清志郎が本当に親しい人でないとあまり心を許さない人なんだろうと思う。だからマネージャーといえどもビジネスライクな関係で、おそらく事務所の人間なら誰でもこれくらいの会話はするだろうなと言う話ばかりなのだ。
これほど回想録に相応しくない人はいない。清志郎の評伝の中のインタビューを受ける対象としてなら良かったと思う。
多分出版社に言われて書くことになったのだろうな。残念だ。