妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

貴重な音源集

ライヴで盗み録りしたテープが今や貴重な音源として正式に発売されるんだからおもしろい。
ほんとに初期の初期だからアコースティックな音だ。しかしこの激しさは何だ。清志郎のヴォーカルは歌うというより、叫んでいる。もちろん客席からの盗み録りテープだから音が悪いのは仕方ない。でも本当に生々しい。
以前「ロック画報」で同じ時期のRCライヴ音源が付録になっていた。それを聴いたときもたまげたが、出所は同じ太田和彦さんでした。
アーティストが死んでしまうとこういう音源が発掘される。本人はリリースを望んでいなかったんじゃないかなーと思うことが多いけど、これはその「ロック画報」で清志郎が関わっていたので、OKと判断したのだろう。
ファンとしてはこういう歴史的音源は何でも聴いてみたいけどね。