妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

大復活祭

2/10武道館に忌野清志郎のライブを見に行った。
喉頭がんで2年ほど休業していたが、この日とうとう復活のライブを行ったのだ。いやあ本当に待ちました。がんはがんでも喉頭がんだったからやっぱりかなり心配だったのだよ。
ニュースによると医師から声帯摘出を勧められたというが断ったという。そこまで危機的状況だったわけだ。
しかしあの声。声量。すんごい出てたぞ。病気だったことをまったく感じさせなかった。
ギターにはチャボ、ドラムスには新井田耕造という元RCサクセションのメンバーもいて、復活祭にふさわしい舞台だった。
1曲目の「JUMP」のイントロが演奏されたとたん、鳥肌が立ったよ。またあの曲のイントロって気分が高揚すんだよね。
「Baby何もかも」はアンコール前のラストとして定番になってるが、この日もそうだった。この曲大好き!前半のタメにタメたブルースと後半のアップテンポの落差がたまんない。
ラストの曲の後に子供が出てきて花束を渡してた。清志郎は「家族を出すな、家族をっ。すごい演出だな」と照れまくっていた。
しかしこれが病み上がりのライブかと思えるほどすごいライブだった。伝説的なライブを見たなという印象だ。今後はあんまり無理をしないでマイペースにがんばってほしい。