妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

グロかわ?

17日(日)、品川の原美術館に「束芋」を見に行った。束芋さんは1975年生まれの女性アーティスト。アニメーションを使ったインスタレーションを主に作っているらしい。
今回彼女につれていかれるまで僕はこの人のことを聞いたことがなかったし、絵も見たことがなかった。
会場に入ってみると、若い人が多い! へぇ〜、若者に人気なんだねぇ、とおじさんみたいな感慨を抱く。
作品はというと何て言っていいのか悩むなぁ。すごく細かい線で不気味な感じというのか、淡々と進むんだけどちょっと不穏な雰囲気があって。グロいかも、と思うんだけど、よく考えるとそれほどグロくもなく。
あぁ、僕には表現する力がありません。すいません。とにかく見てください。
「にっぽんの台所」「にっぽんの湯屋(男湯)」といった作品は、四角い部屋の3つの壁にアニメーションを投影し、もう一方の壁側から見るもの。
アニメの内容自体は「だから何なの?」的なものがほとんどだが、そう言ってしまっては現代アートは成り立たない。「なんじゃこの変なもんは?」でいいのだ。
しかし本当に現代アートは何でもありですな。おもしろいくらい何でもありです。