妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

歌舞伎初体験

『美しき日本 大正昭和の旅展』を見た後は、同じ江戸東京博物館で歌舞伎を見た。3部に分かれていて、第1部が「歌舞伎に親しむ『歌舞伎の美/効果音』」。第2部が『櫓のお七』。そして第3部が『松王下屋敷
第1部は歌舞伎で使う効果音の出し方を道具を使って紹介してくれる歌舞伎教室といったところ。お客さんを舞台に上げてじっさいやってもらう。小豆の入った籠を振って“波の音”など、おなじみのものがあるが、それ以外に銅鑼や太鼓で雨・雷などを表現するものもあって、いかにも歌舞伎でおもしろい(いや、歌舞伎そのものなんだけどね)。
その後、2つの歌舞伎を鑑賞。ストーリーは事前にちょろっと教えてくれたので『櫓のお七』はわかったが、『松王下屋敷』はわかりづらかった。そのせいか両方とも途中でウトウトっときたが、まあ初めてにしちゃ楽しんだといえるのではないか。そうしといてください。じゃないと歌舞伎座に行く気持ちが萎えるので。