妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

オールド・ボーイ

タランティーノが「グレイト!」と言ったとか言わないとか、ま、言ったんですけど、『オールド・ボーイ』見てきた。
タランティーノ・ファンではあるが、今回はそれは関係ないのだ。事前に耳に入るストーリーが気になるから、ぜったい見に行こうと心に決めていたの。
最近の映画はあっという間に公開終了するので、油断してるとDVDで見る羽目になる。これもそろそろ終わろうとしていて、焦りました。
11月13日に渋谷の宮下公園交差点にオープンした複合商業施設“PICASSO 347”というビルにあるアミューズCQNという映画館。できて1ヶ月もたってないからきれいなこと。チケットカウンター付近は美術館のロビーみたいだった。
そんでこの『オールド・ボーイ』。見終わったあと、頭の中の3分の2は「?」が占めてました。「おおーっ、すげー結末!」と驚嘆する予定だったのだが、久々に映画見て「よくわかんね」体験しちゃった。
結局、一緒に見た彼女とあれこれ話すうち大体は腑に落ちたんだけどね。一旦腑に落ちてみるとやっぱりすごい結末だったよ。
看板に、結末は人に言うな、と書いてあったので言わないが、「そんなバカな!」と思うだろうね、誰もが。
でもこれ、日本人が作ったらもっとわかりやすくできたと思うのは偏見でしょうか。せっかくこんなすごい原作が日本にあったんだから、さっさと日本で映画化しちゃえばよかったのにねぇ。あ、べつに韓国に対する偏見は無いつもりです。
ユ・ジテがかわいくて良かった。日本人ウケする顔だ(ってどんな顔だ?)。日本でも人気出るんじゃないかな。
あとやっぱり主役のチェ・ミンシク! 監禁される前と監禁された後はまるで別人! 韓国版デ・ニーロかっつーの。何キロ痩せたんだ?
とにかくこれは見たほうがいい。すんごい話だから。