妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

まあまあかなぁ

阿久悠と松本隆 (朝日新書)

阿久悠と松本隆 (朝日新書)

阿久悠松本隆の曲がチャートの中でどのように移り変わっていったかをドキュメンタリーのように描き出す。
作詞論ではなくオリコンチャートの動きを中心に書かれているので、まだヒットチャートが有効な頃の世の中を書くことに成功はしている。
ただそれがなんだと言われたらそれだけとしか言いようがない。
自分とは若干時代がずれているので、もしこれが自分とドンピシャな時代ならもっとおもしろく読めたのではないか。
労作であるのは間違いない。