モンスターマザー:長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い
- 作者: 福田ますみ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/02/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いじめで少年が自殺したと思われていたが、実はその母親が原因であるという真相が炙りだされてくる。
この母親はおそらく一種の病気ではないかと思う。まったくありえない人間だもの。本当に恐ろしい。大人でも対応に苦慮するのに、ましてや息子だとしたら死を選ぶしかないのだろう。
それにしてもマスコミである。
マスコミの第一報はまず信用してはいけないということがよくわかった。週刊誌だけではなく新聞、テレビ、そういったものも同じだ。だいたい印象だけで記事を書く。間違っても訂正しようとしない。
マスコミは必ず疑ってかからないとまずい。
それから弁護士の高見澤昭治がひどい。東京弁護士会から懲戒処分を受けている。こういう弁護士は正義感からどんどんこうなっていくんだということがよくわかって、第2の高見澤が現れなければいいなと思う。
あとジャーナリストの鎌田慧。これもかなりひどい。この人もおそらく正義感からこうなってしまったんだろう。これもマスコミなわけだから、やはりマスコミは信じるなということだ。