妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

さすがうまい

流星の絆 (講談社文庫)

流星の絆 (講談社文庫)

子供の頃両親を殺した犯人を偶然見つけてしまった三人の兄弟が、大人になってから復讐をしようとする物語。
2時間ドラマ的なものじゃない方の東野圭吾。モチーフはよくあるやつだが、さすがの筆力で読ませる。
ラストは意外。しかし若干違和感は残る。これいいのかな的な。
ただもうこのくらいのミステリだと物足りなく感じてしまう。あれだけおもしろいと思っていた東野圭吾がこうなるとそろそろ卒業か。