- 作者: クリス松村
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/08/01
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (3件) を見る
自分の好きなアイドルの話を思い出とともに語るのかと思ってたら、これが違っていた。たしかに自分の思い出もあるのだけど、チャートや売上など客観的なデータもマニアックに検証している。完全にアイドルマニアである。それもデータを分析する、近年のオタクとは違った方向で超マニアックであった。
膨大な数の女性アイドルが列挙されるが、そのどれも「さん」付なのがすばらしい。本当にアイドルを敬愛しているのだなと思う。
何より文章からアイドルが、音楽が大好きだという感情が溢れでているようで楽しくなってくる。
音楽好きになるきっかけとして幼少期の辛い思い出なども書かれていた。音楽にのめり込むのもわかるような話である。
クリス松村は特に興味はなかったが、これを読んで同じ音楽好きとして敬意のようなものを感じるようになった。