- 作者: 北村薫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/09
- メディア: 文庫
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読書の達人に教えてもらうのは得した気分でうれしい。
特におもしろかったのはウィリアム・スタイグ「きいろとピンク」、ジャン・フェリー「虎紳士」、パトリシア・ハイスミス「クレイヴァリング教授の新発見」、ヘンリ・セシル「告げ口」、ベイジル・トムスン「フレイザー夫人の消失」、緑川聖司「わたしの本」、高橋克彦「盗作の裏側」、原倫太郎/原游「日本変換昔話『少量法律助言者』」、奥泉光「滝」など。
奥泉さんの小説は初めて読んだが、とてもおもしろかった。読んでてつらくなってくるけど、どうなるんだろうという興味が尽きなかった。文体が今とは違うそうだけど、他のも読んでみたいと思った。
あと「日本変換昔話『少量法律助言者』」って何なんだろう?こんなの初めて見た。知らなかったなぁ。知ることができてなんか嬉しい。