妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

40歳で読みました

40歳のためのこれから術 幸せな人生をていねいに歩むために

40歳のためのこれから術 幸せな人生をていねいに歩むために

松浦弥太郎はこんな本ばかり出しているが、たまたま40歳の今、このタイトルが目に付いたので読んでみた。しかも年始という気持ちを改めるにはいいタイミング。
ごくごく普通の心構えを書いているので、なるほどと思うことは少ないが、気持ちをしゃっきっと入れ替えるにはいい言葉が並んでいる。
若いときは人に与えられることばかりだったが、これからは人に与える人生にしなさいと繰り返し説く。40歳になっても意識の上では若いままだったので、自分はけして若くはないのだと思い知らされる。
70歳を人生のピークにもっていくという発想はなかった。そう考えるとあと30年ある。この30年を丁寧に生きていけばなかなかいい70歳になれるんじゃないかと思った。
厄年を迎えることもあり、自分としてもこれからの人生を考える時期に来ている。そのタイミングで読めてよかった。