妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

重松清で泣く

卒業 (新潮文庫)

卒業 (新潮文庫)

重松清積読本がたくさんあるのでどんどん消化している。
これもやはり家族、親子がテーマの短編集。もうお約束のようだが泣ける。本当に涙が出てくる。
このヒット率はなんだろうか。これだけ同じテーマの小説を書き続けて、似たような話が無いのもすごいが、そのすべてが涙腺を直撃するのが信じられない。
書店の新刊コーナーには毎月のように重松清の新刊が並んでいるから、追いつけない。
天才は傑作を量産するから天才なのだ。重松清は天才と言っていいと思う。ぜんぜんそういうイメージはないけど。