暴力はいけないことだと誰もがいうけれど (14歳の世渡り術)
- 作者: 萱野稔人
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: 単行本
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結局、暴力に良い悪いはなく、道徳的に考えると本質を見失うということらしい。
わかりやすくとはいっても、哲学者の説明はわかったようでわからないというか、煙に巻かれたような気もする。
ただ、国家の成り立ちは暴力が元になっているとか、国が唯一合法的に暴力を使えるというのは納得ができた。
何よりも感情的に「何が何でも暴力は悪いことだ」と思い込むのは非常に危険だと思った。