新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには? (P-Vine BOOks)
- 作者: 井野朋也(ベルク店長)
- 出版社/メーカー: ブルース・インターアクションズ
- 発売日: 2008/07/04
- メディア: 単行本
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新宿の駅ビルにあるベルクという小さな飲食店の店長さんが、その店の経営哲学のようなものを教えてくれる楽しい本だ。
全然難しい本でもなんでもなく、お店の紹介本だと思えばいい。
この店を知らない人が読めば絶対行きたくなるし、行ったことがある人やベルクファンは「そうそう」と納得してしまうだろう。
僕は最近彼女に教えられてちょくちょく行きだしたくらいだから、ファンというには程遠いけど、でも安いしうまいし居心地いいし、なによりチェーン店にはない個性的なところが大好きだ。
女性一人で来てビールをさっと飲んで出て行くという粋な使い方もできちゃう。そういう適度な放って置かれ感が気持ちいい店だ。
客数も売り上げも文句なしの繁盛店なのに、駅ビルからは立ち退きを迫られているそう。まったく理解できない。意味がわからない。
もっとどんどん利用して店の存続を手助けしてあげたい。