妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

邦楽2枚

LIVE without electricity

LIVE without electricity

私と放電(初回限定盤)

私と放電(初回限定盤)

上は元L-Rのボーカリスト黒沢健一のライブ盤。
いま「L-Rってなつかし〜」とか言った人! 手を上げて!「まだいたんだ?」と思った人! いたんですよ。彼。
僕、L-R大好きでした。あのポップマニアっぷりが。
あの1曲が大ヒットしちゃったんで一発屋みたいになっちゃってるけど。いい曲がいっぱいあるんだよな。ソロになってからもアルバムはなかなかの傑作を発表してるし。
ビーチボーイズ(というよりブライアン・ウィルソン)が大好きという黒沢健一、それだけでマニア的な匂いぷんぷんだ。わかる人にはわかるよね?
このアルバムはアンプラグドのライブ盤なんだけど、ビーチボーイズの“God Only Knows”をカバーしてます。
L-R時代の曲もたくさんやっている。改めていい曲が多かったんだと思う。あの曲以外がなかなか世間に知られないのはもったいないことだ。
最近なぜかジッタリンジンが注目されているが、同じようにL-Rもどこかでリバイバルしてくれないかなと思う。

下はご存知椎名林檎カップリング曲の寄せ集め的アルバム。
初期の曲はちょっと力みすぎなものも多いけど、カップリング曲といってもかなりクオリティーが高い。昔からのファンはこういうアルバムを待ってたんじゃなかろうか。
でも新曲もなく未発表音源もなくオマケもなく、単に集めてまとめただけというのはいまどきのベスト盤としてはいただけない。
椎名林檎は早く東京事変をやめてソロに戻ってくんないだろうか。誰もがそう思ってるはずなのに。