妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

そうか!

今日『GOOD LUCK!』の再放送をちょっと見ていて、以前からキムタクの演技ってヘンだよなぁと思っていたことを思い出した。演出で多少変わることもあるだろうが、何を見ても全部なんか笑っちゃうのだ。別に演技が下手と思ってるわけじゃない。自分でもよくわかんないけど、あの演技がダメなんである。
しかし先日、役所広司のインタビュー記事を読んでいて、この理由がようやくわかった。
役所「(略)自由やリアリティーだけをお題目にして、演技中に咳をしたり、髪をかいたりしてしまうと、リアルを求める余りリアル臭くなってしまいます。そこに陥ってはいけないと、常に思っています。(略)」
要するにキムタクの演技ってリアル臭いのである。演技じゃないように見せようとしすぎて、その自然な感じが逆にわざとらしくなってしまっている。(と、僕は感じる。)
これっていろんなことに通ずる意外に深い意味があるような気がするなぁ。