読んだ本

更新が止まっているあいだ、もちろん本は読んでいる。たまってしまったので備忘録として書いておこう。

うなぎの丸かじり (丸かじりシリーズ (25))

おなじみ東海林さだおの丸かじりシリーズ。キング・オブ・食エッセイ。こうやって自分の食べたものをエッセイとして表現していったら、楽しいだろうなぁ。しかし週刊朝日の連載なんだけど、ネタが尽きないのだろうか。週１で食べ物のネタ書けと言われたら結構大変だと思うな。そう考えるとこれだけおもしろいネタが続くのは驚異的というしかない。
読んでない人はまず読んでみて。

夜のピクニック (新潮文庫)

本屋大賞を受賞したベストセラー。うー、しまった。あまりにも評判がいいんで期待しすぎた。おもしろくないわけじゃないけど、ちょっと肩透かしだった。本屋でひょいっと手に取ってさらっと読んでみたかった。世間の評判を事前に耳に入れてしまう危険性を改めて思い知りました。

眼球綺譚 (集英社文庫)

久しぶりの綾辻行人。といってもこの本は1999年に文庫化されたもの。親本は95年発行だ。著者のホラー趣味全開の短編集。ホラー好きの人はぜひ読んでほしい。僕はホラー好きではないからか、あんまり怖くはなかった。「特別料理」というタイトルの一篇は気持ち悪かった。よくこんなの書けるよな。これだけ飛びぬけて強烈すぎ。