妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

SETの舞台を見に行った

スーパー・エキセントリック・シアターの芝居なんてホント久しぶり。昔は好きでよく観てたけど、だんだんと好みと合わなくなってきてやめちゃってた。
“ミュージカル・アクション・コメディー”というのを宣言してやっているのだが、これがまさにミュージカルでアクションでコメディーだった。
三宅裕司小倉久寛のどこからがアドリブだかわかんないような掛け合いは健在だし。こういうことできる劇団なかなかないと思うなぁ。
今回はストリートダンサーに多数出演してもらって、ダンスシーンがたっぷり盛り込まれてた。ストリートダンスなんて大して興味もなかったんだけど、これだけ圧倒的迫力でやられると、「すごい」の一言しか出てこない。
うーん、こういう人たちのダンスってもっと大きな舞台に乗っけてあげたいなぁと正直思いました。だって僕みたいに先入観で興味がないと思ってる人が多いと思うもの。ちゃんとした舞台で定期的に公演を打てば、もっと一般の人に興味を持ってもらえるのになぁ。
タップダンスのHIDEBOHという人もすごかった。何でもその道のプロというのはすごい人たちばかりなんだなぁ。
自分が興味がないと思っていても、プロの仕事というのは見て損はないと思う。そう思った観劇でした。
ところで、この日のこの芝居に安倍首相が奥さんと見に来てた。観客がほぼ席に着いたと思ったら、なにやらスーツの人がぞろぞろと入ってきた。その間に安倍首相がいた。劇場内は騒然。その声に手を振って応える首相。その直後に照明が落ち幕が開いた。本当にギリギリに着席するんだなぁ、と妙な感心をしてしまう。SPを約20人引き連れていた。この人たちも芝居見ながらゲラゲラ笑っていたんだろうか、それとも終始無表情なのだろうか? 気になる。