妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

Salyuのライブに行ってきた

Salyuという女性アーティストがいまして、昔、岩井俊二監督の『リリィ・シュシュのすべて』という映画で架空のアーティスト“リリィ・シュシュ”として歌っておりました。そのときにその歌声をかなり気に入ってしまい、まあ作曲とプロデュースをあの小林武史がやっているというのもあって、曲調も好みだったわけです。
なぜか丁寧文体ですが、いつものに戻すと、そのリリィ・シュシュSalyuとしてデビューしたわけだ。そのデビューライブが渋谷のクラブ・クアトロでやるというので6/17に行ってきた。
背の低い僕はライブハウスの後ろのほうになると、もうまったく前が見えなくなってかなりつらい思いをするのだが、今回も前はでかい人影ばかりでステージはほとんど見えず。かろうじて人の間からチラチラと見えるだけ。暗闇を見つめながら歌声を聴くというライブになってしまった。
これだからライブハウスはイヤなんだよなぁ。特にクアトロみたく小さいところは。
でもSalyuの歌声は確実にアルファ波が出ていると思えるほど心地良かった。ゆったりした曲調が多いので思わず聴き入ってしまう。気持ちいい。ノリノリのロックとはまた違った不思議な空間が出来ていた。この人の声はホントにいいぞー。
とはいえファースト・アルバム(『landmark』ASIN:B0009FHOG4)が6/15発売で6/17にライブというのは、お客にとってはちょっとキビシイ。聴いてない人かなりいると思うぞ。もっともツアーとしては10月に行われるものが本番らしいので、今回はお披露目ライブといったところか。
グッズのTシャツがあって、このライブだけのものだという。しばらくライブTシャツを買うのは我慢してたんだけど、思わず買ってしまった。一緒に行った彼女がトイレに行ってる隙に、と思っていたら、戻ってきたところで見つかってしまいました。え、えーと、衝動買いです。ぅぅ。