妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

読み応え

 

戦争時に船舶に関する重要な拠点となった宇品。

その歩みを「船舶の神」と呼ばれた田尻昌次陸軍中将の手記を中心に綴っていく。

この著者の作品は間違いなくおもしろいので、中身もろくに確かめず手に取った。

ジャーナリストってすごい。よくこれだけの調査をしてこれだけの作品にまとめ上げるものだ。

宇品のことは全然知らなかったが、脳裏にありありと浮かんできた。

戦争だけはしてはいけない。ぜったいに。