仕事柄、大学教授とやり取りすることが多く、変わった人が多いなぁと常々感じてきた。なんでこんな変わった人ばかりいるんだろうと不思議に思ってたところに、この本を書店で発見。そりゃ読むでしょ(笑)
この著者は銀行に勤めてから48歳で大学に移って17年在籍したらしい。だからサラリーマンと大学教授がどれだけ違うかというのがわかるわけだ。
私の仕事上付き合いのあるのは理系の先生で、著者は経済学だから、ちょっと違うかもしれないが、まあ当たらずとも遠からずだろう。
大学の非常識をどうにか改善しようと改革案を掲げていて、これが至極真っ当な指摘だ。たしかにこう変えれば日本はかなり変わっていくと思う。
しかし無理だろうな。古い教授はこんなふうに変えたくないだろうし、大学も評判が落ちる危険を犯してまで変えようとしないだろう。
どこか無名の私立大学が実践してくれて評判になればちょっとずつ変わるかもしれない。
現役の大学教授がこの本を読んでどう思うか聞いてみたい。