- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/08/04
- メディア: 文庫
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これもまあ泣ける泣ける。泣けるからっていい作品とは限らないのだが、これは素直に「いい」と思える作品集、シリーズだ。
初めて重松清を読む人はこのシリーズを読むのがいいんじゃないかと書いたが、あとがきでまさしく著者本人が同じことを書いていた。「どんなものを書いている?」と聞かれたら「これを読んでくれればわかる」と答えるという。
重松のエッセンスが詰まった短編集といえる。
愛蔵版として豪華本が出たとしたら買ってしまうかも。