妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

珈琲飲みたいなぁ

コーヒーハンターと呼ばれる著者が自分のこれまでの歩みを紹介し、コーヒーについての現状を憂う。
コーヒーは生鮮食品であり、ワインと同じ扱いを受けるべきなのに、それが日本ではうまくいっていないという現状は自分も同意する。ワインは条件が揃えば高額でも納得するのに、コーヒーは高いと「なんでこんなに高いんだ?」と思われる。コストが掛かってるというのはなぜかコーヒーに関しては考慮されない。
これは客が悪いのではなく、そういうことに怠けてきたコーヒー関係者が悪いという。
それを自分から変えていこうと奮闘する著者。これはなかなか難しい。
コンビニの100円コーヒーが流行っている現在、そこにうまいこと活路が開けるチャンスがあるのではないか。
普段は100円コーヒーを飲んで、記念日には高いコーヒーを奮発するというのは楽しいと思う。