妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

結構おもしろかった

クローズド・ノート (角川文庫)

クローズド・ノート (角川文庫)

積読本の中にあったので読んでみた。そしたらおもしろかった。
一人暮らしを始めた主人公が前の住人のノートを見つける。そのノートの記述と現在の主人公の生活の交互のストーリーが展開する。
もっとあっと驚くラストが待っているのではないかと思っていたけど、意外と真っ当な感動的なストーリーだった。
途中で仕掛けはわかってしまうのだが、ミステリでもないのでそれが主眼ではない。
最後のシーンの主人公(の台詞)はちょっとやりすぎだったかなと思わないでもない。
でもそれなりに感動的だった。
エリカ様で変に有名になってしまった映画版も素直に見てみたい。