- 作者: サミュエル・ベケット,安堂信也,高橋康也
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 1990/10
- メディア: 単行本
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読んでまさしくその通りだった。何の話なんだ、これは。
何がテーマなのかわからない。意味がわからない。解説も読んだけど、そう言われたらそう考えられもするけど、無理矢理じゃないかなとも思う。
ただ、これが書かれた国、時代、社会の状況を踏まえて見ないと本当のところはわからないだろうとも思った。
普遍的なおもしろさを持つものは何でも少ない。よくも悪くもその時代を反映するものだ。
もっと勉強してから読んだ方がよかったかな。
でもやってることはコントみたいな感じで、アレンジすれば笑えるものになる気がするが、そうやってもこれを演じる意味はないとも思う。現代で上演する意味を見つけるのが難しい。