妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

さすがジェフ・リン印

ロング・ウェイヴ

ロング・ウェイヴ

突然こんなアルバム出すんだもんなぁ。
ソロ・アルバムは「アームチェア・シアター」以来ということで待ちに待っていた。そしたらカバーアルバムではないか。しかも結構有名な曲ばかり。それを聞いてあんまり期待してなかったよ。
しかし1曲目の“She”からもうコッテコテのジェフ・リン印。一発でわかる。思わず笑ってしまった。
ドラムはいつものようにバシャバシャいってるし、かっこいいなぁ。

ELOのベストアルバムは意外だった。だっててっきり「ZOOM」のリマスターやるんだと思ってたから。
新録音だっていうからちょっと期待して聴いたら、びっくり。どこが新録音なんだというくらいオリジナルと同じアレンジ。これ録り直す必要あったのだろうか。リマスターだけしておけばよかったんじゃないか。
でも少し前に復活したJUN SKY WALKER(S)のベスト盤を思い出した。あれも新録音だけどほとんどアレンジを変えていなかった。つまりアレンジは昔のままで満足しているけど、今の勢いで録り直したかったんじゃないだろうか。
ま、それにしたってELOの場合は変わってなさすぎですけどね。
新曲が1曲入っていた。これがまた素晴らしい。こんなの聴くとやはり全編新曲のオリジナル・アルバムを期待してしまう。