妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

桑田佳祐のひとり紅白歌合戦

見てきました。桑田佳祐の恒例のAAAライヴ。今年は「昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦」と題して、昭和の名曲を紅白歌合戦方式で歌いまくるという、桑田本人が大好きそうな企画。
なんてったってその圧倒的なボリュームがすごい。全61曲、3時間半のステージ!
しかもそのどれもが歌いっぱなしでない、さまざまな趣向を凝らしてあって、中だるみなんか全然ないのだ。
合間合間に挟まれる司会進行の映像も、あまりにもバカバカしくて大笑い。桑田ってかぶりものとか変装とか好きだなぁ。
謡曲、演歌、フォーク、ニューミュージック、グループサウンズ・・・もうなんでもあり。どこかで曲目リストを見つけてみてください。笑っちゃうから。
珍しいところでは、ドリカムの「LOVE LOVE LOVE」、一青窈の「もらい泣き」、スピッツの「ロビンソン」、クレイジーケンバンドの「タイガー&ドラゴン」なんかも歌った。
2000年のAAAでの「桑田佳祐が選ぶ20世紀ベストソング」というライヴでもそうだったのだが、このライヴで初めて知る曲が結構あったりして、そこからCDを聴いていってアーティストを好きになるということもある。僕にとっては古い歌謡曲がそうで、いい曲だなぁと思うのがいっぱいあった。そしてまたCDを買ってしまうのだった。