妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

ダイエット

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

この1年くらいでいちばん驚いたのが岡田斗司夫の激ヤセだった。だってテレビで話しているのを見て、しばらく誰だかわからなかったくらいだもの。「誰だ、このダイエットの話してるやつ。岡田斗司夫? 誰だよ?・・・・お、岡田ぁ!?」
どうやって痩せたのか知りたくてこの本を読んだ。
そしたら何のことはない、カロリー制限をするという古典的なものだった。普通ならつらいカロリー制限を、一生懸命「努力は必要ない」「誰でもできる簡単なもの」「楽しみながらできる」と解説しているようなものだ。
たしかに彼のように思考方法をとれれば、そりゃダイエットは簡単だ。それができないから普通の人はなかなかダイエットができないんじゃないか。その意味ではこれは意識改革のやり方を書いた本だ。
それから1、2章はまったく必要ないね。“なぜ痩せた方がいいのか”とか“いろいろなダイエット法の分析”なんていらないよ!
しかし痩せたらまったくオタクっぽくなくなったことには驚いた。“デブ=オタク”という偏見はやはり自分も持っていたんだなぁと。