最近読んだ本をまとめて

冬のオペラ (中公文庫)

やっぱり北村薫の世界は独特だ。永遠のジュヴナイルというか。これはミステリ度が結構高い。謎解きもかなりイケテルぞ。

ダブルダウン (講談社文庫)

本当に久しぶりに岡嶋二人なんぞを読む。最後までバタバタした感じは否めないが、そこは岡嶋作品、あっという間に読み終える。著者自身は失敗作のように言っているらしい。そんなことないと思うけど。

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

読んだことなかったこれを、村上春樹が翻訳したというのでいい機会だと思い読んでみた。結論としてはたいしておもしろくなかった。どこがおもしろいのか説明してもらいたい。こればっかりは好みの問題かな。まあ、読書経験値が上がったと思えばいいか。しかし翻訳小説ってのはなんでこんなに読みにくいのかな。アメリカ人と日本人の文章感覚が根本から違うとしか思えない。そこを楽しむという意味もわからなくはないけどね。