妄想特急 books & music

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芝居鑑賞

そーいえば8/27にキャラメルボックスの芝居を見てきた。
『スケッチブック・ボイジャーというタイトルで、たぶん再々演だ。前回の公演を僕は見に行ってるんだが、ストーリーは例によってすっかり忘れているのでもう初めてのように楽しめました!
キャラメルらしい正統派な笑いあり感動ありの見事な芝居だった。でも最近思うのだが、あまりにそつなく見事に舞台を作って演じているので、あんまりひっかかるところがないのだ。さらっと最後まで見れてしまうというか。これって贅沢な話しだよな。だって時間の長さを感じさせずにラストまで集中させるってのがいちばんいい芝居だもの。
その意味で、今回芝居の途中でアドリブコーナーというかフリートークコーナーというか、ゲストが一人出てきて(といっても劇団員だったり元劇団員だったり)舞台上の2人とテキトーに喋るという時間が5分くらいあったのはビックリ! こんなコーナーを芝居中に入れるなんてキャラメル史上初じゃないだろうか。いい感じにリラックスできるこんなコーナーはいいと思う。ゲストは毎回変わるらしい。ちなみにこの日は近江谷太朗(元劇団員)だった。
とにかく今どき珍しいくらい正統派な演劇なので、初めて演劇を見るなんて人にはもってこいの劇団だと思う。