6/18、都心まで出かける用事があったので、夜は銀座で食べることになった。どこにしようか書店で『dancyu』やら『食楽』やらを彼女とパラパラめくっていると、『食楽』で“酸辣湯麺（サンラータンメン）で夏に勝つ！”という特集をやっていたのを発見。その写真を見るや口が酸辣湯麺を受け入れる体勢に。
雑誌に載っていた中から『芝蘭（ちーらん）』というお店に行った。
オーダーはもちろん酸辣麺。彼女は坦々麺。ほかに水餃子、麻婆豆腐を頼む。
最初にマーボー豆腐が来る。僕は山椒が苦手なので山椒をあまり効かせていないマイルドタイプにしてもらった。これが旨い！ じんわり来る辛さだがひき肉のうまみが出ていてどんどん食べられる。
水餃子は出汁に浮いてるタイプではなく、辛いタレのようなものを絡めて食べる。こういう食べ方もいいなぁ。こちらも辛いが旨い。あっという間に食べちゃった。もっと食べたかった。
そしてお待ちかねの酸辣麺、坦々麺がやってきた。酸辣麺はその名の通り「すっぱ辛い」スープに麺が入っている。すっぱいのはほのかに感じられ、そのあとにモーレツな辛さがやってくる！ 思わずむせるほどの辛さ！ 汗が吹き出る。でも箸が止まらない。カンスイも卵も使ってない麺なので、麺自体はあまり主張しない。そこがこのスッパ辛いスープにマッチしてるんだな。
坦々麺はゴマの香りが効いていて、酸辣麺よりは控えめだが、じゅうぶん辛い。しかもこれまた旨い。
汗を拭きながらテーブルの上を見ると全体的に皿の上が赤い。そうです。頼んだメニュー全部辛いものだったのです。四川料理だから辛いものが多いだろうけど、全部辛いものだったと食べたあとに気が付いた・・・。
店員さんには「私もアドバイスしてさしあげればよかったんですが・・・」と言われた。
でも辛いけどめちゃめちゃ旨かったのだ。ぜんぜんOK！
もっと他のメニューも食べてみたいのでまた再訪しまーす。
