妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

第3回したまちコメディ映画祭in台東

通称「したコメ」、したまちコメディ映画祭 in 台東も今年で3回目。いとうせいこうが総合プロデューサーを務め、映画をはじめとするいろんな催し物が繰り広げられる。
数々のおもしろそうな映画も見てみたいが、今年はみうらじゅんいとうせいこうのスライドショー(「映画と私」というタイトルのトークイベントだけど、タイトルはほぼ関係なく実質スライドショーでした)と、「クレージーキャッツ・リスペクトライブ」に参加した。
スライドショーは置いておいて、ライブはというと、参加メンバーが豪華というか渋いというか。
ARUYO、浅草ジンタポカスカジャン近田春夫SAKEROCKスチャダラパー高木完、武内亨、鈴木慶一ケラリーノ・サンドロヴィッチ、そしていとうせいこう
ポカスカジャンが言っていたが、偏ったメンバーだ。好きな人にはたまらない、普通の人にはポカーン。でも観客が若い人が多かったからか、反応は結構大きかった。
クレージーキャッツの曲を歌ったり、自分の曲を歌ったり。会場が上野公園不忍池水上音楽堂という小さな野外ステージだったので、とてもアットホームな感じで楽しかった。
合間合間に流れるクレージーキャッツの10周年記念ライブの映像がこれまた楽しい。レアな映像らしいが、今見ても笑える。こういうライヴをやるには構成を緻密に練らなければできないと思う。笑えるだけではない。
ライブの後はクロージング・セレモニーで、コメディ栄誉賞を受賞する予定だった故・谷啓さんに代わってその息子さんが賞状を受け取っていた。
最後に全員で「スーダラ節」を歌ってお開き。
手作り感のあるあったかい印象のこの映画祭、毎年続けていってほしいし、僕は来年も何かに参加すると思う。