妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

おもろいもの

部屋を片付けているといろいろとおもしろいものを発見する。
1992年のセイコースーパーテニスを録画したビデオテープが出てきた。イバニセビッチ対レンドル(なつかしー)の戦い。何でこんなもんを14年も保存していたのかと思ったら、試合終了後にカメラを持って選手を撮る自分と友人の姿が放送されたからなのだった。しかもほんの数秒。こんなもののためにしっかりテープを保管していた自分が恥ずかしい・・・。いい機会なのでDVD-Rに焼いておきました・・・。
自分モノといえばカセットテープもある。FM横浜でリクエストをしたらそれがかかったのである。「きたっ!」と思ってすぐに録音したのだろう、曲の終わりで自分の名前が呼ばれたのが残っている。例の「○○さんのリクエストで〜」というやつだ。大学生の頃だったと思うので、これも約14年前のもの。よくもまぁ、とってあったものだ。もちろんMDにダビングしておきました・・・。
なかなか貴重なものも見つかった。タイマーズ成城大学の学園祭でライブを行った時の録音テープだ。タイマーズ忌野清志郎がそのむかし突発的に作った覆面バンドで、放送禁止になるような過激な歌ばかり歌っていて話題になっていた。この成城大学の学園祭ライブは1989年11月である。僕が入学したのが1990年だから実際にこれを見てはいない。おそらく学校に保存してあったものを実行委員ルートで入手したのだろう。そんな経緯すら忘れてしまった。サウンドボード録音らしく、雑音がほとんどない。このままライブ盤にできそうなくらいクリアな音だ。・・・えっと、もちろんMDにダビングしたさ。
廃盤になったもののテープも発見した。三宅裕司率いる劇団スーパー・エキセントリック・シアター(S・E・T)が1984年に出したアルバム『THE ART OF NIPPONOMICS』だ。いろんなギャグが入ったもので、スネークマンショーっぽいと言えばわかるだろうか。音楽もいくつか入っている。今回調べてわかったのは、このアルバムのプロデュースが高橋幸宏だったということ。これはびっくり。まあたしかにYMOのアルバムにS・E・Tが参加してたこともあったけどね。・・・んで、これもMDにダビング。
こうやってこいつらはまた何年も生きながらえることになった。いいんだ、他の人にはガラクタでも僕には宝物なんだもん。