妄想特急 books & music

読んだ本と聴いた音楽のメモ

勢いあるな

 

本屋大賞受賞作で話題だったので読んでみた。

確かにおもしろかった。

こういう周りをまったく気にしない我が道を行く(そしてそれを自覚していない)主人公はよく見かける。現実にはあまりこうはできないのでみんな憧れるのだろう。

まあ変人と一言で言ってしまえば終わりだが、理解のある友人がいるから友情物語としていい塩梅になっている。

最終章が成瀬の一人称(表記は私ではなかったと思うが)なので変人の気持ちも普通の人と変わりないんだなと思う。

そりゃ続編出るわなという感じだ。映像化もしやすそう。