ホラー小説はたいして好きじゃないんだけど、この人の作品はおもしろいから好き。
でもやっぱり怖いとは思えなかった。実際にこんな目に遭うのと小説で読むのとは違うよね。映像でも違うし。
ストーリー展開がとてもおもしろかった。不気味な家というモチーフは数多いとは思うが、真相がわかった時はなるほどと感心しちゃった。
比嘉姉妹シリーズだとは思わなくて(ていうか誰だか忘れてて)「あ、そうか」と驚いた。
クライマックスは例のごとく謎の存在と戦うスペクタクル展開なんだけど、映画ならまだしも小説のこれは前から苦手。こうしないと収まりがつかないのはわかる。映像で見たいなぁ。